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2009年5月

2009年5月31日 (日)

頭に浮かんで目が覚める

昨日は遅く寝たはずなのに、今朝は珍しく7時半に目が覚める。早くないか・・・ しかも、頭の中に音がうごめいている。寝ぼけているのに頭は一生懸命音を追っている。忘れないうちにと思ってすぐ、楽譜に書きとめる。

どうやら、ピアノ四重奏かと思われる。目が覚めてしまうと、思っていたのと違ってきたりして、なかなかあのまどろみの中で聞こえた音とつながらない。。

昨日、ずっと欲しかった宮木朝子先生のCDをGet!!

「VIRTUAL RESONANCE」  宇宙空間、アンビエント。今日の音はこのCDの影響があるかもしれない。

ヘッドフォンをすると、頭の中360度で音が明確に動くのが分かるんだよね。 私の目指している音楽とは違うけど、想い、心象風景的な映像的な音の作りは、本当素敵。 このハイセンスは、先を見ているなという感じ。

ぐわっと掴んで・・・離れて・・・散って・・・焦点が徐々にあっていく・・・みたいな音がつくれないものだろうかと考える。

そうなると、ピアノだけでは到底素材が足りなくなるのか。

きっと自分の表現したいものが追求していったら、そうなったいう。これはどんなソフトを使うんだろう。

http://homepage.mac.com/miyaasako/

2009年5月29日 (金)

かっこいい曲!

たまたま出逢ったYou tubeのこの曲

お茶の宣伝で最初のところしか知らなかったけど、こんなかっこいい曲だったとは知らなかった。

久石 譲  Oriental Wind

2009年5月27日 (水)

横溝先生の講座③

今回の横溝先生のお話は、多岐に亘りながらも、非常に興味深かった。

ベートーヴェンの第九交響曲は、1824年ベートーヴェン54歳のときの初演だったが、この中で使われている第4楽章のシラーの詩による「歓喜の歌」はベートーヴェンが18歳のときにすでに知っていたという。シラーの上流階級の権力に反する、反権力というものに大変共感していて、この詩を知ったときから、いつかきっとこの詩を用いて曲を書くと決めていたそうだ。

この詩の中でもっとも大事な部分"Alle menschen werden Bruder"すべての人々は兄弟であるべきだ これは反権力的、民主主義を表す、画期的な言葉。

また、ベートーヴェンがサインする際に、よく用いていた言葉"Das Schone zum Guten" 善に至る美 また、弦楽四重奏曲の楽譜の中に書いてある言葉 ”Muss es Sein? Es muss sein"かくあらねばならないか?かくあらねばならない

 モーツァルトのレクイエム"Lacrimosa" モーツァルトはこの曲を書きながら亡くなった。もっとも深刻なものを表現するときに使われるといわれるd-moll

シューベルトに関して

よく旅をした。しかも歩いて。一般の家庭に転がり込んで泊めてもらったりもした。実にたくさんの歌曲を残した。600曲余り。

”旅”はいろいろな感情をそそる。好奇心を駆り立てる。

ロマンティシズムについて

ロマンとはもともとフランス語で”小説”の意味。中世の騎士たちがリュートを伴奏に歌を書いたり(吟遊詩人)、また小説を書いたことが始まりとされる。

フランス革命当時(1789年)政治や思想は反絶対君主制、反権力的思想。 文芸の分野では民主主義、個人主義

シラー「群盗」「ウィリアム・テル」 ゲーテ「若きウェルテルの悩み」

詩人 ハイネ、ハイデルベルク派(アイヒエンドルフ、ブルターノ、アルニム)

絵画の分野 独)フリードリッヒ、ルンゲ、ベークリン、シュヴェント 仏)ジョルジュ・サンド、ビクトル・ユーゴー 英)ワーズワース

また古典主義の”静”ダヴィッドの「ナポレオンの戴冠式」に対してロマン主義の”動”例として ドラクロアの「民衆を率いる自由の女神」

ベルリオーズの「幻想交響曲」5つの楽章の中に同じ主題が何度も出てくる

”固定楽想”

ベルリオーズがハリエッタ・スミスソンという女優に恋して、大失恋をしたことをこの曲に込めて、発表した。

2009年5月13日 (水)

なんという日だろう!

昨日は、今度の新曲の録音から始まる。いつものことながら技術の無さを痛感しながら格闘する。ようやくほぼ思い通りのが録れる。

午後は横溝亮一さんの講義プラス東京フィルの公演を聴く。

横溝さんの講義はヨーロッパのさまざまな作曲家のエピソード:

ワーグナーのオペラは音楽に、文学、演劇などを取り入れた壮大な総合芸術だということ。また、ライトモチーフという手法を用いて、決まった人物に、決まったメロディーをつけた。

また、ワーグナーとコジマの関係。「ジークフリート牧歌」のエピソード。

ワーグナーとコジマの住んできたのはスイスのルツェルンという所ということから、ベートーヴェンの「月光ソナタ」はもともと「月光」という名前はついていなかったが、そのルツェルンにある湖に月が映っているようだと詩人のレルシュタープが言ったこと。へ~どんなにか素敵なところなんだろうな~

バッハの話も出た。バッハは21人のお子さんを育てるためにライプツィヒにある聖トーマス教会の音楽を担当していたが、それだけでは養っていけず、ツィマーマンというコーヒーショップの楽団の指揮者をしていた。

そこから、今度はベートーヴェンの話 ベートーヴェンは大変なかんしゃく持ちで、家主さんとよくけんかをして同じところに長く住まなかったという。

あるとき壁をかなづちでがんがんやっているところへ家主が来て”何やってんだ~!!”というと、こっちの壁があって暗いから、壁を壊そうと思って叩いてるんだ!とくる。ひぇ~そりゃ追い出されるよ~

ベートーヴェンは大変なコーヒー好きで、ベートーヴェンの肖像画にはよくコーヒーミルが描かれていたらしい。

先生自身がロシアに行ったときの体験談。横浜から船で3日間かけてナホトカに渡り、シベリア鉄道でハバロフスクまでそのあとは小型飛行機でモスクワまでという経路で遥々遠くから来たという実感を持ちたかったと。

チャイコフスキーはフォンメックという女性と一度も会わないのに、14年間文通だけで付き合っていた!!という話。

チャイコフスキーの「悲愴」は鬱の極地の音楽から始まる・・・

それに関連してロシア民謡の舟歌に見られるような欝の表現、また、コザックダンスを踊るときのようなあっけらかんとした明るい音楽、この対照。

また、先生のお宅にロシア人のピアニスト(名前?)を泊めいてあげたときの出来事・・・

奥様が夜食に紅茶とマドレーヌを出した時、彼はマルセール・プリューストの「失われたときを求めて」の冒頭の部分の話をされたこと。それは、主人公がお母さんの焼くマドレーヌの匂いをかいで云々・・・というらしいが(もちろんその話は知らない私) そんな文学からも、ロシア人は音楽を考えているという。

会場をメモリアルホールに移し、東京フィルの演奏会

指揮:飯森泰次郎 ピアノ:アンドレイ・コロベイニコフ

曲目:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲(ワーグナー)

    ピアノ協奏曲第1番 b-moll (チャイコフスキー)

    交響曲第5番(チャイコフスキー)

若干23歳のピアニストはもの凄かった。 まったく力む所が無く、いとも簡単にチャイコのコンチェルトを弾いていた。カデンツの2声が本当に違う楽器を操っている様に聴こえたことがすごいと思った。

交響曲第5番は、チャイコフスキーのアイディアの多さに圧倒させられる曲だった。交響曲はこうあるべきみたいな曲だった。2楽章が特に好きだった。

2009年5月 8日 (金)

知れば知るほど遠い

昨日は久々のレッスン。新曲をがんがん直される。 言われていることは、最も。耳が痛い。家に帰ってきて、直すが、途中との関連が違ってしまうな~ 悪いところは直して、最善の音を探す。

自分に聞こう。”あなたはどうしたい?” 

今日は聴講の日。終わってから図書館へ。昨日聞いた「展覧会の絵」のスコアと、CDを借りて、見ながら聴く。ここでまず、楽器の省略の名前が読めない。

イタリア語の辞書片手に、まずは楽器の名前から。おいおい^^;でも、今度は楽譜が小さくて追って行けない・・・はう~ もうこの段階で落ちこむ。

こんなたくさんの楽器を操って曲を書くことが、一体いつ出来るのだろう。

たくさんの楽器が一緒になると、聴き取れない。

大変さが分かれば分かるほど、道の遠さを感じる。

これは驚きのFM放送から

もうひとつ、メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」をつまみ聞き。

同じような感じの曲で、5番 チェロとピアノの曲「イエスの永遠性への賛歌」

と最終曲 8番 ヴァイオリンとピアノの曲「イエスの不滅性への賛歌」

ぱっと聞いただけでは、どちらもヴァイオリンに聴こえる。

前こんなこと言ってたな~ サン・サーンスの「白鳥」はあれはチェロ曲だけど、一番細い弦の上のほうで弾いているから、瀕死の白鳥を表現できるって。確かにチェロのほうが密度の濃い音に聴こえた。

3番のクラリネットのソロ「鳥たちの深淵」 クラリネットの印象を覆す美しい曲だった。

こんな音が自分で書けたらな~

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