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2009年4月

2009年4月27日 (月)

ドビュッシー ピアノ三重奏曲 ト長調

朝日カルチャーセンター新宿校 「ドビュッシー、ラヴェル、フォーレ フランス栄光の近代の音楽」と題して、演奏も交えた講座を見に行く。

フォーレ(1845~1924) 「ヴァイオリンソナタ第1番 作品13」(1877年完成)→これは、ブラームスがバイオリンソナタ第1番を作曲する前の年に成立したことが重要。シューマンが3曲のヴァイオリンソナタを完成させて以来25年近くの間、主要なヴァイオリンソナタは生まれていなかった。サン・サーンスに師事する。中世の教会旋法を積極的に取り入れる。彼が愛した作曲家はシューマンといわれる。

ラヴェル(1875~1937) 「ソナチネ」、「水の戯れ」

「水の戯れ」は1901年の作曲。当時、ドビュッシーの「水の反映」と比較されたが、ラヴェル自身自負をこめて述べているとおり、ドビュッシーの作品をの影響によって生まれたのではなく、彼独自の独創性の産物であった。逆にドビュッシーは、ラヴェルの才能に圧倒された。ちなみにドビュッシーの「水の反映」の初演は1906年。

この曲は自分も苦労して練習したことがあるので、聴いていて、あれ?こんなすごい曲だっけ?どうやって弾いたんだっけ?と思って、聴き入っていた。 水の表現、凄いよな~ 水の動きの中に、光や影が見えるようだものね。

この日、一番感動したのは、ドビュッシーの「ピアノ三重奏曲 ト長調」

ドビュッシー(1862~1918)が18歳のときの作品で、1880年に作曲されたもの。彼がパリ音楽院の学生のときの作品。しかし、長いこと(約120年もの間)闇に包まれることになった。1980年このピアノ三重奏曲の第1楽章とチェロパートだけが、ニューヨークのピーアポント・モーガン図書館に収められた。 この2年後エルウッド・デアが自筆譜の2楽章から4楽章を発見。ドビュッシーの弟子モーリス・デュメジルの遺品の中から発見された。この楽譜はミシガン大学に収められた。1980年と1982年に発見された楽譜を比べると、細部にわたって異なっており、ミシガンの図書館のほうが、初稿。

ニューヨークの図書館のほうが改訂稿であることが分かったそうです。

しかし、4楽章の一部と、4楽章の最後の4小説が切り取られており、デュメジルが、出版人のプレッサーという人に送ってしまったということ。

手書きで切り取った部分は書き足してあるそうですが、ニューヨークの図書館の楽譜を元に、完成したそうです。このばらばらになった楽譜が初めて一緒になり完成されたという、この曲のいきさつを聴いただけでもどきどきしましたが、この歴史的な曲の発見された当時、この日演奏したヴァイオリンニストの藤原浜雄さんは、ミシガンの大学におり、さらに帰国後日本人としてこの曲を初演したのは、藤原浜雄さんでした!

さらに、チェロの毛利伯郎さんの素晴らしい音にも感動。 若い初々しいドビュッシーの才能を充分に感じる曲でした。今聴いても新しく感じる。Youtubeには無かったので、アマゾンの視聴で一部が聞けます。

アマゾンの視聴で最初だけ聴けます。

2009年4月22日 (水)

歌録り

今日は学校の録音専用の部屋で、(スタジオって言うべき?)歌を録音しに行く。

学校見学で一度見ていたけど、エアコンはつけられないし、めちゃくちゃ狭い部屋で、声を出すのは条件としては最悪だけど。とにかくこういう経験は初めて。

未来の音響さんと、未来の作曲家のお手伝い。

最初彼が書いてきてた音符ははっきりって男声用だなと思っていた。

前々からオクターブ上にすれば?といっていて、楽譜通りと、オクターブ上と両方録音してやっぱり上になった。ほらね?

私の今の限界だろう。

家に帰ってきて体重量ったら2キロやせてた^^ 凄くない?

2009年4月20日 (月)

講義のまとめ

4月17日

楽曲の中にある均衡性と独創性がどんなバランスで曲の中に入るか

均衡性が取れすぎていると、水戸黄門のようになってしまう。

作品の位置関係を知る必要がある ベートーヴェンの第九 シンフォニーなのに合唱が入っている、ソリストが4人もいる、ティンパニーを同時に2つたたく。これらのことは当時としては画期的だった。

主題がどのくらい操作できるのかずっと追及していった人はベートーヴェン

ソナタの数だけ形式があると考えてよい。

~楽式~

ベートーヴェンソナタ 32番は2楽章しかない そしてそれは変奏曲になっている。

二部形式

バロックの組曲がほとんどその形式 フランス組曲、イギリス組曲、パルティータ(パートの意味)

オスティナート

伊)パッサカリア バッハ パッサカリア

仏)シャコンヌ バッハ

英)グラウンド パーセル

ロマン派 ブラームスシンフォニー4番終楽章 パッサカリア

2009年4月11日 (土)

オーディション曲の歌

母校の後輩からメールが入った。

今度映画「蟹工船」の楽曲を募集しているから、自分の曲を応募したいと。

その楽曲に歌を入れたいから、歌を歌ってくれというもの。

昨日から学校が始まって、授業前に打ち合わせ兼、歌合せ。

なかなかの大作。初めてA3(広げるとA2?)のスコアを見る。音源を聴く限りではそんなにいっぱい音があると思わなかった(ごめん)。フルオケのスコアってこんなにすごいわけ?

とにかく、もし受かれば私の声が・・・?

去年に引き続き、今年も聴講生になることに。去年は音響デザインコースの授業だったけど、今年は作曲科の人たちの中に入ってやるので、だいぶ雰囲気が違う。昨日はオリエンテーションだった。

先生の言っていることは非常に大切なことを言っているのに、メモが追いつかない。頭のいい人って、言葉もスムースなのね?密度の濃いことをさらっと言ってしまって、それについていけない私・・・

やっぱり今度から録音録らせてもらおう。

2009年4月 1日 (水)

オーケストラの日

今日は一日娘とサントリーホールに入り浸る。

3月31日は”耳にいい日”331という語呂合わせで、日本全国でいろんなクラッシックのコンサートが開かれているといっていた。

指揮は大友直人さん(ちょーイケメン!)オケは、都内の11のオケの寄せ集めだけど息はぴったりだった。

昼公演と夜公演両方を聴いたが、それぞれの公演の前に、小ホールで、楽器紹介や、小編成の演奏もあった。フルートとハープのデュオはイベールの間奏曲、ヴァイオリン二人の「バルトークの二つのヴァイオリンのための44の二重奏曲」~抜粋 弦楽四重奏は ハイドン弦楽四重奏曲Op.33No.3「鳥」

なども非常に興味深く、春休みの企画としては、とても楽しめた。

昼の部は大友さん自らの解説つきのステージ。おなじみのエルガー「威風堂々」から始まり、アンダーソンの「クラリネット・キャンディー」、「プリンク・プランク・プルンク」J・シュトラウスⅡ「狩にて」(鉄砲の音も入っていた)「トリッチ・トラッチ・ポルカ」

昼の部のメインは、なんといっても娘と同じ歳の14歳(今度中3)の新村理理愛ちゃんのモーツァルトのフルート協奏曲第1番の第1楽章。

小3で日本クラッシック音楽コンクールで1位というもの凄い実力の持ち主。

14歳とは思えないオケをも引っ張っていくくらいの勢いのフルートだった。最後のカデンツァのもの凄さは度肝を抜かれた。一日の練習時間は5時間だって~やっぱり偉くなろうとしている子は並大抵じゃないんだね~ 観客も興奮冷めやらぬといった感じ。なかなか拍手が止まなかった。

他の意味で度肝を抜かれたのは次だった。

またまたおなじみビゼーの「アルルの女」から「メヌエット」と、「ファランドール」

はっきりいって、リリアちゃんの後で吹くフルーティストはやりずらそうだった^^;

「ファランドール」この曲凄い!最初のテーマd-moll 次のテーマはまったく関係ない踊りの曲D-durこの二つのテーマが最後で一緒になる!!最初のテーマはD-durに変化しているけど、うわっ同時だよ!!と思ったら背筋がゾ~

そして最後は極めつけレスピーギの「ローマの松」から「アッピア街道の松」

前にあるパイプオルガンも鳴り響き、会場の3階席の後ろ左右両方にトランペットを携え、サントリーでも狭いかと思わせる荘厳な大きさだった。

夜の部はメインホールではR・シュトラウスの「ウィーン市祝典曲」のファンファーレ

そして小山美稚恵さんのラフマニノフ「ピアノコンチェルト第2番」 もう、小山さんのピアノも絶品だったけど、ラフマニノフの非凡さに感激して感動していた。やっぱり”ピアノコンチェルトここにあり”的な凄さがあると思った。

普段ジャニオタ(ジャニーズお宅)の娘を長い時間クラッシックを聞かせ続けるのは限界があり、最後のレスピーギ「ローマの松」全曲は聴かずに帰ってきた。

でももう十分楽しめた。クラリネットをやる娘はあんなに軽々と吹くクラリネット奏者に感心していた。新日本フィルのオリジナルグッズ?のペンや、都響のファイルなどをもらえて嬉しかった。

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